【REPORT】 第26回 タミヤグランプリ 全日本選手権 東京大会

新型マシンで挑むハイレベルバトル!!
苦し紛れの奇策で勝負じゃ~!!


今年の東京大会は『MAZDAチャンピオンシップ』クラスと『フォーミュラグランプリ』クラスのダブルで参戦です。注目のMAZDAは、従来より一段階レース指向に振れたM-07 CONCEPTの登場によって、ますますバトルが白熱したものとなりそうな予感!!

TAMIYA GRAND PRIX
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2017/8/12 五反田TOC 13F グランドホール


参戦記 その1
~準備編~


MAZDA チャンピオンシップ CLASS
M-07 CONCEPT
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いやぁ悩みました~。実績じゅうぶんのM-05でいくか、それともベースポテンシャルは高いもののイマイチ要領がつかめない未知数の新型車M-07でいくか。

ともに長所&短所があって、どちらかが絶対みたいな差はないのが実情です。

フロントが引っかかって巻きやすいM-07に対し、コーナーマーカーちょっと踏んだだけでゴロゴロ転げまくるM-05。リスク的にはほぼイーブン。ならば、よそのM-07の仕上がり具合も気になることだし、ここはいっちょ新型でいっときましょかと。

仕様はずばりノーマルです。組立説明図どおりの完全素組み。著しく性能を高めるようなOPパーツも出てないし、ま、OKでしょうと。

ポイントはタイヤ選択のみ。カーペット路面はMグリップが定石ですが、あえてフロントのみSグリを履くという奇策に出ました(前後とも中古)。

駆動輪のグリップレベルをワンランク落とすワケですから、フツーはあんまりやらない手法でしょう~~~。

でもこれが、まったく巻く気配すら見せずアホみたいによく走るんです。進入でケツがプリッとしないから失速せずコーナー旋回速度もじゅうぶん速い。なもんで、気になるほど立ちで遅れをとることもないんです。

練習もセッティング出しもぜんぜんしていない自分にとっては、縦(トラクション)を捨ててでも横(前後バランス)を適正化してやるほうが、都合がよかった、というかラクだったんですネ。



■SPEC.
サーボ: Futaba S9550
アンプ: TAMIYA VOLAC MS C3
モーター: LIGHT TUNE
バッテリー: 1600SP
タイヤ: F Sグリップ/R Mグリップ
インナー: F/Rハード
ホイール: スイフト 11本スポーク
ダンパー: CVA スーパーミニ(1H #400)
スプリング: F ブラック(イエロー)/R ブラック(ブルー)
ボディ: マツダロードスター
全備重量: 1295g



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ボディは3月の横浜大会で使用したロードスターをそのまま。あ、そういえばウレタンバンパーを少し小型化しました。唯一の非ノーマルポイントです。

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M-07はサスのリバウンドストロークが長すぎると挙動変化が激しすぎて走らないクルマになってしまいます。常にチェックするポイントはそこだけ。

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フロントSグリ+リヤMグリは、M-05のカーペットコース転倒対策でも有効です。へんな引っかかりがなくなってとってもイージードライブが可能に。



フォーミュラ グランプリ CLASS
F104
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前から一度参加してみたいナと思っていたF1クラス。ようやく機会が巡ってきましたよ~。

マシン製作の方向性もドライビングも経験不足でまるで自信がないので、賑わい要員くらいの軽い気持ちで挑みましたとさ。

マシンの仕様的には、アッパー+ロワデッキがカーボン製に、ロワアームがTRF102の強化樹脂製にアップデートされているほかは、おおむねX1に準じたスペック(ロールダンパー仕様)となっています。

ボディはF104 PRO。走行性能ウンヌンについてはあまり関心がないので、カッコいいし、なんとなくで選んでみましたデス。

タイヤは、今回からカーペット路面に限りスポンジタイヤが再度使用可能になったので、フロントB+リヤAの定番セットで迷いナシ。前後とも新品から2~3mmほど減ったユーズドを選んでみました。

軽いスポンジタイヤ使用に伴い、最低重量(1100g)を満たすためにヘビーウエイトピボットポスト装着、それとサーボ付近に20gのバランスウエイトを積んで対処。全体的にこれといって見どころもない地味な仕様ではありますが、じゅうぶんです。



■SPEC.
サーボ: Futaba S9550
アンプ: KEYENCE EXSTRAIGHT
モーター: FORMULA TUNE
バッテリー: LF2200-6.6V
タイヤ: F スポンジB/R スポンジA
Tパー: ソフト
ピッチングダンパー: TRF(3H #400)
スプリング: ショートイエロー
ロールダンパー: フリクションパッドグリス(M) 1/2塗り
ボディ: F104 PRO
地上高: F 6.5mm/R 8.0mm
全備重量: 1105g



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はじめてF104でレースするにあたり、もっとも悩まされたのがトランスポンダーをどこに載せるか。適当な部品でホルダーを製作するもフィット感は難ありで…。

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ステアリングアシスト・センサーユニット(TGU-01)はサーボの後ろのスペースに搭載。AVCSモードで感度は30くらいを基準に微調整して様子をみることに。

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ほかのボディとくらべて前後ともウイングが軽いPROボディ。各々特性のちがいを知ったうえで使い分けできればレースで強い武器にもなるのでしょうが…。





【REPORT】 第26回 タミヤグランプリ 全日本選手権 東京大会

TAMIYA GRAND PRIX
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参戦記 その2
~実戦編~


予選1回め
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ダブルエントリーに加えて、1台タミグラフレッシュクラスフルサポートがあるので、正味トリプルエントリー状態という進行スケジュール的にはかなりキツキツモード。出走順が3連チャンっぽくなって精神的にちょいヤバめ!?


☆  ☆  ☆


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朝いちばんの練習走行はフォーミュラクラスから。例によって朝イチ路面は信用ならないので、それを見越したうえでフィーリングを探ります。

ん~~、ちょっとステアリングに過敏でリヤが軽い動き。ようするにオーバーステア傾向です。黙殺するにはやや厳しいレベルなので、なんらかの対策が必要そう。ドアンダーよりはましだけど。


続いてマツダクラス。

こちらは読みどおり前後バランスバッチリで絶好調!!
案の定、特性の悪いところが顔を出して巻き気味で苦しんでいるマシンが多いなか、スイスイのグイグイ!!
キレイなコーナリング姿勢で走れてホッとひと安心しました。



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M-07はまずまずよく走ってくれてるのでなにも触らず放置。F104については、現状からリヤグリップを上げるのは無理なので、フロントを落としてバランスさせてやります。アンダー対策にと左右1.0mmずつ入れていたホイールベアリング部のシムを抜いてナロートレッド化、さらにTGU-01の感度を30から35にアップ。


☆  ☆  ☆


さて、予選開始です!!

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フォーミュラはベストラップ方式なので一発キメればOK。なーんてことは頭ではわかっているのですが、走り出すともう無我夢中。ま、そんなもんです。

練習時よりだいぶよく走るようになってることは確認できました。渾身のラップは刻めませんでしたが、とりあえず無難に終了したかんじ。

9秒880で出走47台中5番手となりました。

トップまでは0.17秒ほど。もうちょい頑張りたいところデス。



マツダクラス予選1回めは、まずは保険的に無理せず置きにいく走りで…と思って様子見でいたら、やたら速いマシンが何台もいてブチ抜かれて焦る焦る!!

んで、ヤバっと気負って一瞬リズムを乱してマーカー乗ってコケる始末。もったいない。

いまいちスッキリしない走りで、全体の順位では9位となりました。

90台近く出走したなかでひと桁は上出来ではありますが、Aメインを確保するには安心できるポジションではありません。2本めノーミスで走ってどうにか、といったかんじでしょうか。




予選2回め
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なんらかの策を講じたのか、フォーミュラクラスはやはりみなさん確実にタイムアップしてきているよう。なんとか最低でもコンマ3秒くらい切り詰めないと、大きく遅れをとりそうな空気感です。

スタートしてすぐ1回めよりよく走ることがわかりました(もしかして人間のほうが慣れたのかも)。

完璧とはいえないものの、そこそこの手応えでチェッカー。
9秒536とタイム更新は成功。しかし、結果は総合5番手と変わらずでした。

一発のタイムというより、コンスタントにいいペースで走れたので満足度は高めです。まだまだイケた感はありましたが、なにより目標のAメインゲットなのでヨシとしましょう。


☆  ☆  ☆


お次は少々集中力欠乏気味のマツダクラス。

「そこそこよく走ってるんだから無理しないように」と自分に言い聞かせコースイン。

1回め12周(2分間)に届かなかったので、まずは絶対12周入れて、と。

なんかちょっとバランスが変わってきたみたいで安定感に欠けたかんじ。前後ともタイヤのグリップが薄く感じられます。で、イマイチ気持ちが入らず小さなミスを連発。

ん~~、なんだかちょっと消化不良気味。
タイム更新し、最低ノルマの12周台にも突っ込みましたが順位はダウン。
Aメイン圏内からスルリと滑り落ちてしまいました。

Aメインボーダーまではコンマ1秒もないとか…。
いやぁ~やらかしました。もうちょい集中して走っていれば…と悔やんでも後の祭りです。


☆  ☆  ☆


それはそうと、フォーミュラクラスの予選が終わり、後車検でモーターチェックを受けたときのこと。

2回とも「これスパー何枚ですか!?」と尋ねられ「キット標準のノーマル品ですよ」と回答。担当の方は少々困惑気味のようでした。

「63Tですよね」と言うと、14Tのピ二オン確認しつつおもむろに計算機でギヤ比をチェック。

もしかして06モジュール使ってるひとってよっぽど珍しいの!? 前例がないような組み合わせ!? そんなに不自然!?

おもしろいですよね。逆に、参加してるみなさんがどんなギヤを使ってるのかと、こっちが疑問に思いました。




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「おっ!? プラダンパーですか~!?」などと声をかけられてみたり。べつにアルミの部品組んだからって速くはならんもんネ。性能を引き出す組み方をすればノーマルで問題ナシ。イジり崩しちゃってノーマルの性能にすら満たない青いマシンはダサいんだってば!!



☆  ☆  ☆


決 勝
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さてさて、いよいよ決勝です。

まずはフォーミュラグランプリ。中盤の5番手からのスタートなので、やはり怖いのは1コーナー付近での他車との接触。進路をしっかり見定めて進むことをイメージしながら集中します。

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ひとつでもポジションを上げるべく、いざスタート!!

むかしのツーリングカーレースの癖で、1周めはどうしても様子見で走らせてしまいます。

ほら、グリップ剤やらタイヤウォーマーの当て方失敗して、出だしでやらかすことってけっこうありがちだったじゃないですか!?

わずかな隙があったんですね。後続車にインをズバッと突かれてオーバーテイクされました。ポジションダウン。

なんかそれで目が覚めたというか…追撃開始です。マシンの動きは上々。というか、すっごくよく走っています。安心してバトルできて超楽しい~~!!

結局、終盤は前車をロックオンしたまま順位膠着となりそのままチェッカー。4位フィニッシュとなりました。

うん、なんかレースしたってかんじで満足満足。


☆  ☆  ☆


マツダクラスはBメインなので、まぁ気楽なもんです。それでも一応ポール位置からのスタートなので、着順はキープしたいなぁとの思惑はあったりしましたが。

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スタート~~~!!

オープニングラップ早々から後続に追突されゴロンと転げてポジションダウン。

そうなんです、ウチのマシン、縦のグリップが弱くトラクション面で不利な仕様なため、ゼロ発進冴えないんデス。逃げ切れなかったっす。

でも、たぶん、当られてなかったとしても2番グリッドのマシンには勝てなかったなー。すごく速くて、まったく着いていけなかったもの。まちがいなくAメイン上位走れるって、あのライトブルーのデミオ。

そんなこんなで、なんてことのないところで単独で飛んでみたりと、しょぼいレースをしてしまって結果は4位。終始気持ちが入らなかった。いかんなぁ~。


☆  ☆  ☆


M-07って、あのデフが強烈なクセを作り出す元凶となっていて、どうも苦手意識が拭い去れないんです。

今回の「タイヤでフロントを逃がすセッティング」は、言うなれば超消極的な後ろ向きの戦略。おのずと限界は見えてました。

知り合いのエキスパートから「走らせづらくても、それが今流の速さを求めたセットなのだから、克服していかないと先には進めない」と言われ、まぁ、そのとおりだナと。

なんでもTRF前住サンのマシンはフロントダイレクトなんだとか!? すっごくデリケートな挙動で操縦はシビアとのこと。たぶん、そんなのいまの自分には絶対無理です。

難しさを克服するか、それとも逃げるか!?

そりゃ逃げるに決まってるでしょーーーー!! 修行僧じゃあるまいし、イージーで楽しいラジコンがいいに決まってるもの。

Mシャーシのレースは今後しばらくお休みかな~~。
なーんて。

なんといっても収穫はF1です。自分みたいなヘタクソが●○印(※要注意人物マーク)の猛者たちに交じってAメインで立派にバトルできるんだから、マシンの仕上がりはかなりよさ気なカンジなんでしょう。ここまで走るとはちょっと想定してなかったので素直にうれしいです。またぜひ出場したいですネ。

参加されたみなさん、運営のみなさん、どうもお疲れさまでした。






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