【REPORT】 第12回 タミヤグランプリ イン横浜

超低グリップ路面に参加者みな悪戦苦闘!!
春の横浜決戦、いざ!!


いまだに皆目見当がつきません、あの特殊な路面の攻略方法。過去2回参戦したレースは、いずれも消化不良的な不本意な結果に終ったので、今度こそなんとかがんばらないと!! 気合のダブルエントリーで、狙うはもちろんダブルAメイン!!

TAMIYA GRAND PRIX
TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 01
2017/3/11 横浜赤レンガ倉庫イベント広場


参戦記 その1
~準備編~


マツダ グランプリ クラス (M-05)
TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 07

2017年横浜大会のMシャーシクラスは『マツダグランプリ』というタイトルが付けられ、使えるボディがロードスターとデミオのみという、少し趣向を変えたレースとなりました(SA22C RX-7は除外)。

デミオのスペアボディ発売日がちょうどレース当日ってこともあり、事実上ロードスターのワンメイクみたいなもんでしょーか!?

車両規定についてもビミョーに見直され、これまでにないパワーユニットの組み合わせ。FLチューンモーター(30T)にLFバッテリー指定となっています。トップスピードが抑えめになるでしょうから、かなりの接近戦が予想されます。

最低重量は前年比マイナス100gの1200gと、けっこう軽めに。また、昨年同様、ステアリングアシスト・センサーユニット(TGU-01)の搭載が可能となっています。

で、マイマシンはというと、昨年走らせた状態からホイールベースをMサイズに変更したくらいで、細部は基本的に変更ありません。タイヤに関しては、前回大失敗して学習したので今回はしくじりませんよ~。はい、ずばりMグリップ一択で!!


■SPEC.
サーボ: Futaba S9551
アンプ: Futaba MC850C
モーター: FLチューン
バッテリー: LF2200-6.6V
タイヤ: Mグリップ
インナー: F/Rハード
ホイール: スイフト 11本スポーク
ダンパー: HGアルミダンパー(F 3H #300/R 3H #400)
スプリング: F ショートブラック(レッド)/R ショートホワイト(ホワイト)
ボディ: マツダロードスター
全備重量: 1206g




TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 04
コントロール性重視のボールデフ仕様。スルスルよりはちょい渋めのそこそこ抵抗感のある調整具合。赤レンガ倉庫特設コースはトラクションがぜんぜんかからないので、ダイレクトに近い重さのギヤデフという選択肢もありますが、ここはあえて。

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 05
ボディが軽いこともあって走行状態(TGU-01込み)で1206gで仕上がりました。バランス調整用のウエイトは積まず、バッテリーを5~6mm右側にオフセットして固定することで左右の輪荷重差を補正。そうそう、今回からプロポを4PVにチェンジしてます。

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 06
このFLチューンなるモーター、なんだかぜんぜんまわらん。箱出し状態で14,850rpm、10分ほど慣らしてブラシの当たりとって15,090rpm。レギュレーション上のリミットは17,000rpmとのこと。余裕でクリアどころか、こんなん100%絶対届きませんわ。




ストリート グランプリ クラス (TB-03)
TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 11

もう片方は国産市販車ボディ限定のツーリングカークラス。個人的にこの括りは大好物です。なんかちょっとニンマリしちゃいますネ。実車のチューニングカーレースとかけっこう思い入れがあるもんで。

じつは、ツーリングカーを走らすのが一昨年のタミグラ参戦以来なので丸々2年ぶりだったりして。なもんでワクワク感はハンパないス。

マシンは、ジャンク臭漂う状態で在庫してあったTB-03を引っ張り出し、フル整備してノーマルのまま挑みます(厳密には前後ユニバとアルミハブのみ装備)。

すでに4WDツーリングの操作感覚なんぞは完全に消え失せどこへやらなので、ぶっちゃけ、ナニ走らせても変わらんしノーマルでじゅうぶんとの判断デス。

ボディはいろいろ悩んだ末、NISMO R34 GT-R Z-tuneでいくことにしました。カッコいいことがなにより重要なワケで。一応軽量タイプで、OPのウイングもつけちゃったりなんかして。ちょっと本気っぽい!?


■SPEC.
サーボ: Futaba S9550
アンプ: TAMIYA TBLE-03S
モーター: TAMIYA TBLM-02S(15.5T)
バッテリー: LF2200-6.6V
タイヤ: FM TYPE-C or MNラジアル
インナー: ミディアム or スポンジ
ホイール: 5スポーク
ダンパー: CVAスーパーミニ(F 1H #900/R 1H #700)
スプリング: キット標準
ボディ: NISMO R34 GT-R Z-tune
全備重量: 1375g




TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 08
基本ノーマルのフロント倒立サス仕様。もとからある調整ポイントのイジれる範囲内、具体的にはダンパーやアッパーアームの取り付け位置や角度を変えて、食わない路面対応のセッティングに。地上高はF6.0mm、R6.5mmをめどに独自の微調整法でキメ。

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 09
レース参戦にあたり全バラ完全メンテを敢行。いつも心がけるのは、マシンの設計(開発)者が目論んだ性能を100%引き出してやるってこと。スルッスルで超軽く仕上がった駆動系に期待が膨らみます。直線だけならハイエンド車にも負けないぜ!! 的な。

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 10
タイヤはミディアムナロー縛りのため、タイプCとタミチャレ用を用意。使えるタイヤを指定してくれたらみんなラクになるしイコールコンディション化が図れていいのになぁ~などと思いつつ。まぁいろんな思惑や駆け引きがあったほうが楽しいか。






事前チェックで感触探る
TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 12

ツーリングカーを走らすのが久しぶりということもあり、感覚を呼び覚ますようにと、本番1週間ほど前に県内のとあるコースに試運転に赴きました。

M-05/TB-03とも感触良好、セッティングばっちりでスイスイとあまりにもよく走るでないの。狭いコースにもかかわらず、スピードが遅くかんじちゃうほどです。

そんな状態に満足しちゃったもんだから、それぞれ1パックも走りきらずヨシとしました。
「レース本番が楽しみ~」みたいな。








Futaba 3PVから4PVにチェンジ
TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 16

ミドルクラスという位置づけなんでしょうが、実際はそこそこハイエンド(4PX)寄りのモデルだと思います。持った時のバランスもけっこう4PXに近いような。

機能や装備ウンヌンの前に、ボディ本体の剛性感だったりステアリングやトリガーのカッチリ感など、質感と表現される部分では、やっぱりエントリーモデルの3PVとは別物ですね~。

じゃあ手放しでおススメできるかというと、ん~どうでしょう。機能的にはおよそ4PLSなわけで、カタチを4PXに寄せて値段大幅アップと思うとちょっと微妙かも。

4PXから3PVへ乗り換えた際は、その圧倒的な軽さとコンパクトさ、シンプルな操作感に目新しさやアドバンテージを見出しました。

4PVが4PXに勝る点はというと…いまはちょっと見当たりません。値段が、というなら4PLSとなるし。

自分の計測では、電池を入れた状態で3PVが364g、4PVが523g。一度軽いのを持ってしまうと、重たいのはどうしてもネガなイメージがついてまわりますよね。ま、しばし付き合って、いろいろ見極めてきたいなと思っています。


そうそう、以前「3PVでジャイロの操作できますか」というお問い合わせをいただいたので、ここでも少し触れておきますね。

結論から言えば、余裕でOKです。4PVなどの上位機種の「ジャイロMIX機能」と遜色ない操作が可能です。

3チャンネルめがオンオフのスライドスイッチでも、エンドポイントの調整ができてリバース機能もあるので、感度セッティング、AVCS⇔ノーマルのモード変更に割り振って使えます。

たとえば、エンドポイントをプラス側40%マイナス側0%にセットしてやれば、ジャイロオフと、ノーマルもしくはAVCSいずれかのモード(感度40%)のオン状態が3chスイッチワンタッチで操作可能ってこと。モードの切り替えはリバース⇔ノーマルの設定変更で(感度は40%継続)。

さすがに走らせながら細かい設定を変えるのは無理ですが、実用上じゅうぶんでしょう。いかが!?






【REPORT】 第12回 タミヤグランプリ イン横浜

TAMIYA GRAND PRIX

参戦記 その2
~実戦編~


予選1回め
TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 14


過去2レースの不甲斐ない戦績から、なんかちょっぴり苦手意識が芽生え始めたようなここ赤レンガ倉庫大会。ただでさえ低グリップなのに、今年は花粉だか土埃だかでミョーにダスティーでどうなることやら。ちょっとしてひと波乱あるかぁ!?


☆  ☆  ☆


寒さと強風で集中力を維持するのが困難ななか、朝イチの練習枠でマシンのフィーリングチェックです。まずはM-05(マツダグランプリ)から。

う~~~ん、ふつう。てゆーか、わかんないデス。いいのか悪いのかさっぱり。

となれば、やることはこの短い時間で「いかに路面に慣れるか」だけ。ドライビングのコツみたいなもんを掴みとることに集中します。

かたやTB-03(ストリートグランプリ)のほうはちとヤバい雰囲気。タイプC履いて出たんですが、まるで氷の上にいるようで「コレほんとに四駆か??」と思えるような不安定な動き。ちょっと想定外すぎて頭が混乱気味に…。


TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 13
おとなりは去年ここでレースを戦ったシルビア。ことしは別のM-05に載っかってフレッシュクラスに参戦です。1600SPバッテリー+540SHで自分のロードスターより直線速かったりしちゃいます。



さてさて、そうこうしてるうちに予選開始!!

マツダグランプリ予選1回めは後列スタート。まわりの参加者のペースもわからないので、様子見でゆるりと発進。

攻めるというより、ミスしないようおっかなびっくり走って2分をこなす。まぁ手応えとしたら60%くらいの走りか!? んで、この組2番手でチェッカー。

全体では4位に食い込みました。まずはホッとひと安心。


お次は暗雲立ち込めイヤな予感しかしないストリートグランプリ。案の定、スタート直後からダメダメでマシンが自分のコントロール下にない状況。まいった~~。

タイヤを練習走行時の物から、やや使い込んだ中古品に換えたのが完全に裏目に出てしまったっぽい。まったく食わないっつーの!!

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 15

結果は89台中46位。んん~~~、冴えないっすな。
「次でなんとか巻き返さねば」と、心の中でそっとつぶやいておきました。



予選2回め
TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 02



M-05のほうはまずまずよく走ってくれているので、今度はちょっと攻めてタイムを詰めたいところ。前列スタートということで、先行逃げ切り狙いでトップゴールを目指します。

スタートし序盤は順調、狙いどおりです。中盤から後半に差しかかったころ、前を走る集団に追いついてしまって絡むのを避けるため慎重に慎重にコントロール。なんとか2台を立て続けにパス。

そんなペースが落ちた瞬間を後方から迫り来るマシンは見逃さなかったようで…。猛追撃され、終盤あともう少し(残り約20秒)でチェッカーというところで、ついに2番手を走るマシンが真後ろにビタ付けロックオン状態に。

メインストレートで並びかけられ1コーナー手前のポジション争いで接触、前を走る自分のマシンが弾かれハーフスピン!! そこへ後続車2台も絡んで大きくタイムロス。トップゴールは叶わず、タイム更新も約1秒ほどにとどまり全体順位を押し上げることはできませんでした。ん~残念。

まあ接触なんてのはよくあるレーシングアクシデントなので、こればっかりはしょうがないですね。

56台中6位でAメイン確定です。やったネ!!


☆  ☆  ☆


お次は問題のストリートグランプリクラス。最初の予選の走りを観ていたひとに「たぶんイチバン走ってなかったヨ~」と言われる始末で、この難しい状況をどう乗り越えるか!?

じつはお昼にちょっとした空き時間があって、急遽コースが練習走行用(クリーニング用!?)に解放されたんです。ここぞとばかりに、食べていたシウマイ弁当をソッコー掻き込んで、タミチャレタイヤに換えてコースにGO!!

微妙な差ではありますが、中古タイプCよりは前に出る感覚があるかな~というかんじ。さっきより悪い方向にはいかなさそうなので、予選2回めはコチラで行くことに決定。

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 17
さらにリヤの車高を1mm弱下げリバウンドもやや増やす。ダンパーもいちばん寝かす位置に。劇的な好転など望めないことはわかってます。もうこれで行くしかないゾ、と開き直りも肝心です。


そんなこんなで、アンダーステア+オーバーステアと格闘しながら我慢我慢の予選アタックで、ほんの少しポジションアップ。結果は89台中26位と、決勝はBメイン進出となりました。


☆  ☆  ☆


M-05は現場ではいっさいイジらず、タイヤ交換、それとバッテリーの載せ換えをしたくらい。あとモーターの取付け作業ですか。
※予選後コースマーシャルやってマシンを引き取りに行くと、2回ともモーターとピ二オンが外された状態になっていたんですが、あれって後車検でモーター回転数がチェックされたってコト!?

ほんと、M-05は手間がかからないいいマシンですな。細かいセッティング変更とかいっさいナシでどこでもちゃんと走ってくれて。

それに対して…。

なんとなく原因はわかっているんです。本来、TB-03はそんな走らないマシンじゃない。ええそうです。ちょっとナメすぎでした。いろいろと。

なにしろ用意したタイヤがすべて中古というのはマズかった。いちばん新しいタイプCが2年前にさんざん使ったモノで、それ以外は古すぎて自分でも記憶がないときた。

近くにピットを構えていたひとと「タイヤどうです!?」なんて会話をした際に、
「自分もタミチャレタイヤ持ってきてるけど、少し古いから使うの怖い」
という言葉を聞いてドキッとしました。
「劣化して…」というフレーズが胸に刺さり言葉を失ってしまいました。

やっぱそうだよな~。レースだもん。


☆  ☆  ☆

決 勝
DSC_0476[1]

さてさて、いよいよ決勝です。

まずはマツダグランプリ。6番グリッドからどこまで上位をうかがえるか。

いざスタート!!

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 19

Aメインはさすがにガチャガチャぶつかりあうような展開にはならないので、自分がやらかさないように気を付けながら走行ラインを探す。

まぁ、そうは言っても混戦必至なわけで、スタート後の混乱の行方は神のみぞ知るところ。

オープニングラップは8番手でコントロールライン通過。その後、序盤に1周1台ずつ捕えてポジションを回復。ちょっとしたバトルを制しつつ中盤から後半に差し掛かったころには順位も落ち着いて、単独走行のような状況になってました。

結局追い上げもそこまで。大きな波乱などもなく、そのまま4位でフィニッシュ。トップのTRF前住選手が章典外のため、繰り上がりで3位という最終結果となりました。


一方、ストリートグランプリはBメイン後方グリッドからのスタートなので、気負わず順位を気にしないでリラックスして臨みます。

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 20

相変わらず走らんな~とガマンのレース。ちょっとでも左右どちらかにステアリングが残っていると、スロットルを入れた瞬間即座にケツを振り出すので、まっすぐ走ってターン、まっすぐ走ってターン、みたいな初心者のような走りがよさげなカンジ!? ピックアップがよすぎて困るなんてどういうこっちゃ…??

やはりレース内容は散々なものでした。初っ端からゴチャッとした展開あり~ので、進行方向逆向きなったりマーカーで亀の子になったりで割食う格好。後方に沈んで終了です。

リザルトは予選順位と変わらず26位。これで本日のレースを終えました。


あとから気づいたんですが、ここまで特殊なコンディションの場合、ヘタに(過剰に!?)安定性を求めすぎたりすると逆効果→悪循環にもなりかねないんですね。

もっと握れるようスタビリティを求めてアンダー指向にセット→初期のアクションで曲がらないから、ついステアリングをたくさん切って旋回、コーナー後半で失速させる→その状態でスロットル入れるから立ち巻き…こんなところでしょーか。

ちょいちょいイジッたセッティング修正が“余計なお世話”だった可能性も少なからずありそうです。

速いマシンを見るとやっぱりよく曲がってる。当然、侵入からテールを振り出してくるのだけど、それをゼロカウンターのような姿勢で握ってコントロールしてる。このちがいは大きいデス。

TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 22

なんだか毎年失敗しちゃってますねー。ま、これがいまの実力ってことでしょう。操縦技術が足りないのだから、モノの準備を怠ったりセッティングを外したらつまづいて当然ってもんです。今度こそ次の機会へつなげる教訓としないと。

参加されたみなさん、運営のみなさん、寒いなかどうもお疲れさまでした。


TAMIYA GP YOKOHAMA 2017 18






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